終活のなかでも一番よくわからないのが葬儀のことではないでしょうか。
筆者はお仕事で様々なお客様と接していますが、初めてのことだから何もわからない方、2回目だけど前回はずっと前だから忘れてしまっている方、葬儀のことなんて縁起でもないから考えたくもない方等、ほとんどの方がわからないことがわからないという状態の場合が多いです。
きっと参列の経験はあって、焼香の方法とか通夜振る舞いとか香典とかのお作法マナーは知っている方も多いとは思います。ですが今回は終活での葬儀の準備というテーマですので、喪主目線での準備の仕方と事前相談に行くために検討することをご紹介したいと思います。
どのような葬儀にしたいかを明確にしておく
まず一番始めにやらなければいけないことは「こんな式にしたい、誰をよんでほしい」等自分の考えを書き出してまとめておくことです。葬儀社の事を調べたり相談に行くのはこれをしっかり考えてからにしましょう。
まとめておいてほしいのは以下になります。
- 菩提寺があるのかorないのか(お寺にお墓があってそこにはいるのか否か)
- 火葬だけするのかor儀式として葬儀を執り行うのか
- 何人くらい来るのか規模がどれくらいになるのか
最低限ここを抑えておけば、葬儀社に事前相談に行ったときにスムーズに説明してもらえると思います。
【解説】菩提寺があるのかないのかはとても重要
自分の家はどこかのお寺の檀家になっていますか?
お葬式をするにあたって、菩提寺があってそこのお墓にはいるかはいらないかというのは一番重要な事柄です。
なぜなら、お寺が管理している先祖代々が眠っているお墓に入るには、お葬式をしてお寺様に戒名をつけていただかないといけないからです。
そしてお寺様にお葬式をしていただくには、
通夜と葬儀告別式をやるお金+お寺様に支払うお布施が必要になります。
なので参列する人数が少なくても、どうしても規模(祭壇)も大きく金額も大きくなります。
最近では檀家さんの事情をくんで、通夜を省く1日葬でも良いというお寺様もいますし、49日法要で戒名をつけるから葬儀はしなくて火葬だけでもお墓にいれてくれるというお寺様もいますので、費用をおさえたい方はお寺様に相談をしてみてください。
【解説】火葬だけするのか儀式として葬儀を執り行うのか
最近は葬儀をせずに火葬のみで済ます方も多くいらっしゃいます。
理由は様々ですが、費用面を心配してという声が多いですね。
ちなみに、火葬のみでも火葬を待っている間のドライアイス代等を含めるとどうしても20万円くらいはかかります。葬儀社によりけりですが、だいたい20万円が最低ラインだと思っておけばいいでしょう。
※最低ラインとは、亡くなってからは一度も対面できず、火葬の日に火葬場で数分顔をみれるくらいで、位牌も遺影もなく花もない、棺と骨壺はランクの低いもの等のことです。
広告では9万円でできる!とか見かけることもありますが、絶対それじゃできません。小さな文字で書かれている注意書きをよく読むようにしましょう。
儀式として葬儀を執り行う場合は、お寺様にきてもらうのか、通夜からやるのかそれとも1日葬で済ませるのかを大まかに決めておいてもらえると細かい見積りがもらえると思います。
宗教が仏教ではなく、神道やキリスト教、学会友人葬、その他という方もいると思いますが、葬儀場は仏式の用意がデフォルトな所がほとんどですので、その他宗教の方は費用が多めにかかることもあります。そのへんも事前相談で確認しておいた方がいいですね。
【解説】何人くらい参列者があるのか、規模はどのくらいか
最近は葬儀場が乱立していますよね?
気づいたら近所のこんなところに葬儀場が出来てたわと、目にする機会も多いのではないでしょうか?
筆者が感じるのは、小さい式場が多いなということです。
ただでさえ大規模な葬儀が減ってきていて家族葬という言葉がはやり出してきたところへ、コロナ禍で参列者がドカンと減ってしまい、
今や故人と近しい人達だけで見送るという、小規模の葬儀が主流になってしまったんですよね。
なので、大きな式場は必要なく、小さな式場が多く建てられているわけなんですが・・・
予想される参列者の人数に見合った葬儀場へ事前相談に行くようにしましょう。
例えば、参列人数が8名と少人数だった場合、どでかい建物の会場がめちゃくちゃ広い葬儀場でお葬式をするのは、もちろんできますがなんだか広すぎてさみしい感じがしますよね?
しかも大きい建物を持っているのは大手だったりしますので、費用も高めなことが多いです。
少人数であれば家族葬式場等と銘打っている葬儀場にお任せするのがいいと思います。
餅は餅屋、ですね。
逆に参列が100名を超えるのに、こじんまりとしていて駐車場が3台分しかないような葬儀場でやるのはどうでしょう?
あきらかにキャパを超えていますし、おそらく全員式場内に入ることができないので外で待たされたり、車で来ても停められないのでパーキング代がかかったりするかもしれません。
規模が大きくなるのであれば、それこそ大手の大きな葬儀場でやるといいでしょう。
費用を抑えたいがために規模に見合わない葬儀場でやりたいというような方をよく見かけますが、
やはりどこか参列者に不便を押し付けてしまっている印象を受けます。
喪主は満足しているかもしれませんが、参列者に「え?」と思われているかもしれませんよね。
上記のようなことも踏まえて、数件の葬儀場に事前相談に行ってみるといいと思います。
最後に・・・
今回は自分で葬儀に準備をするということで書かせていただきました。
けっこう葬儀場に足を運ぶというのはハードルが高いとは思います。
無理やり会員登録させられたらどうしよう・・・
といろんな心配があると思いますが、互助会以外はそんな心配ないと思います。
会員登録無料な葬儀社や数千円の入会金だけのところもたくさんあります。
まずはそんな葬儀社から足を運んでみてはいかがでしょうか??


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